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僕と絶望パスタ

ペペロンチーノのことを絶望パスタという。なんでかは忘れたけど、多分Wikiとか見ればわかると思う
調べてきた、正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」で「ペペロンチーノ」とは唐辛子を意味するらしい。なんだ俺が食べていたのは唐辛子だったのか。
どんなに料理の材料を用意してない絶望的な状況でもつくれることから「絶望パスタ」というらしい。なるほど、確かにイタリアには唐辛子もオリーブオイルもにんにく常備している。お腹をすかせた顧客が要求している必要最低限のものを満たしているのね。なんだかアジャイルぽい。

まぁ、そんな絶望パスタだけど、僕は絶望パスタが好きなんですよね。何がいいって包丁と鍋とフライパンとお皿とフォーク以外が汚れない。
鍋に塩を入れてお湯沸かしている間にフライパンでオリーブオイルを温めながら唐辛子は手でちぎって入れて、にんにくはペティナイフで細かくバラバラにして香りをオイルに移す。パスタを湯がして少し芯が残っている状態でそのままフライパンに移してお湯も少し入れる。あとは全体的に火を通して胡椒を振って終わり。簡単。
これにインスタントのスープとかを添えるとそれだけで晩御飯ぽくなる。ズボラが許容できる性格でよかった。

さて、これは僕が食べる分だけで、他人にペペロンチーノを振る舞うときは少し躊躇する。なんでかって言うと僕が満足するためだけに追求した料理なのでこれをお客さんとか友人に振る舞うことはないと思う。みんなのパスタをつくったあとに自分だけペペロンチーノにしたりするかもだけど、もしペペロンチーノを振る舞ったりしたらそれは多分僕が疲れているか、宅飲みの〆とかだと思う。とにかくペペロンチーノを振る舞うぐらいならカルボナーラとか海鮮系の具材を入れたものにする。基準としてはちゃんとパスタとして美味しいかどうかだと思う (ペペロンチーノは正直そこまで美味しいものじゃないと思うよ)

僕がここまでペペロンチーノが好きなのは先述の通りで、洗い物が少ないことだと思う。あと手軽る。それから、量に対してインスタント食品を一品追加してもお腹が結構満足できること。ペペロンチーノに何か具材をたして、その手間をかけるよりは主菜(?)とインスタント食品で済ませるほうが沢山の味をより手軽に楽しめるのだと思う。