良いあそなすちゃん

良い方のあそなすちゃんです!

形ないものをつくっているということを意識したほうがいい

少なくとも、僕が関わっているものづくりに関して言えば、形がないものだ。手にとってつくったものの出っ張り具合とか表面の手触りの感覚とかない。立体物ではない。印刷もしない。有り体に言えば光を見て、光の濃淡に合わせて指を動かしているだけだ。

iPhoneのデザインいいじゃん、あれみたいなWebサイトにしてよ。って言われたらどうするか?僕だったらそんなことを言った人を殴ると思う。いや、殴りはしないけど、だいたいこんな感じだと思う。あとこんなん

ものづくり、1発で完全完璧な完成に持っていけられる能力、多分誰も持ってない。有名なクリエイターですら持ってないと思う。彼らだっていくつものプロトタイプをつくりあげるとおもう。ソフトウェアだってそうだとおもう。いくつものプロトタイプをつくって、それから得られるいくつものフィードバックをもとにどんどん改良していくと思う。僕が好きな柳宗理もそうだ。

この本、好きすぎて手元に置いてたと思ったんだけど、いつのまにかなくなってた。多分本屋で見かけたらもう1冊か2冊ほど買うと思う。この本には、柳宗理がどうやってプロダクトをつくりあげるのか、みたいなことが最初の方に書いてある。それ以外にも買いてあるけど、前半の方だけでものづくりに対する意識が高まりすぎて、かなりお腹いっぱいになる。現役の高専生は全員読むといいと思う。

「これはあかん」みたいな状況に陥った時に。それを放置すれば、後悔をしてから死ぬけど、逆に放置せずに自分が今できうる行動をすれば死ぬか生きるかになるけど、どちらにせよ、なにもしなかったときの後悔はないから行動するべきだとおもった。