フリーターをやめたお話とその次のステージのお話
少しの間だけど休みます、という旨を書こうと思ったけど、もうやめてから結構な間が空いてしまったし、すでに新しいチームにジョインして、開発をしています。
タイトルの通りですが、今まではフリーターとして、いくつかの会社のプロジェクトに1週間のうち何日かを割いてジョインしていました。そのうちのひとつが Blabo! でした。
Blabo! 以外では渋谷にある fact-real という会社で受託開発のお手伝いをしていたり、 Sociareal というスタートアップで iPhone アプリの WebAPI を実装したりもしていました。
1週間のうちに、複数の会社をまたいで幾つものプロジェクトにジョインしてPHPやRubyを書くというエクストリームなことをしながら2年間を過ごしました。慣れてきた頃にプロジェクト間のスイッチングコストがだんだん下がってきて、息をするようにPHPとRubyを交互にかけるようになった感触は今でも忘れられないですね。
やってきたこと
僕がやってきたことをつらつら書き連ねてみると、
fact-real編
- SilexをベースとしたPHPのフレームワークをつかった開発。
- 開発歴的にはこれが一番長いのかも。
- 2013年の頭にジョインしたプロジェクトでも使われて、この時のお陰でMVCとかDDDについてちょっと理解することができました。
- Railsでの業務アプリケーションの開発。
- Knockout.jsはここで覚えて、JSがすごい好きになっていったのを覚えています。
- PHPで実装されている社内アプリケーションをRails4に移行していました。
- Rails4でのはまりどころとかはだいたいここで覚えました。 Rails3からのアップデートではないのでアップデートの知見はあんまりないかも。
- 上の写真を見てもわかると思うのですが、なぜか卒業トークをさせて頂きました。発表した内容は公開できないですが、随分とエモいことを喋りました。
Blabo! 編
- 隣の席の人 - 29%の純情な感情
- 隣の席の人でした。 - 良いあそなすちゃん
- エモいエントリだけど、僕がやってきたことは、じゅんさんが書いてる通りだと思います。
Sociareal編
- 個人的には一番好きなプロジェクト、というか好きなメンバーが揃っていた会社で、そのメンバーでつくった milist という iPhone アプリは自分の中ではとてもいい成果だと思います
- 彼らと開発を共にしてきた時間をとても最大に発揮できたプロジェクトでした。
- 多分、小さいチームで、お互いの得意不得意を理解していたからできたことなんだろうなーと思った。
- 元々DogPalというサービスの開発を1年ぐらいやっていて、その結果がなければ milist はできなかったんだろうなぁ。
当時22歳で2011年の7月4日からフリーターとして働きはじめて「いつか就職するんだろう」とは思っていたんだけど、ついにひとつの会社、ひとつのプロジェクトにジョインすることになりました。
2年という短くそして濃い時間を過ごして身につけたことを武器に新しいステージに進んでみようと思います。
今立っているところと次のステージ
僕はものづくりが好きだし、会社をやめたからって僕のものづくりが終わるわけでもなくて、その次のステージでも、今までの通り地続きなものづくりをしていくんだろうと思います。
新しいところにいっても僕は僕が育ててきた今の地からプロジェクトに参加して、またそのプロジェクトに合わせた地を育てていきます。
何人かの人にはすでにお伝えしていますが、次の僕のステージはWebPayです。
まだ、ジョインしたばかりで右往左往していますが、ひとつのプロジェクトに初めてジョインすることになるので、集中して、いいコミットをしていけるように頑張ります。
余談ですが、fact-realをやめるときに、チームのみんなが柳宗理の鍋をプレゼントしてくれたのですが、その時に僕のWishlistから選んでくれたそうですが、当時の僕のWishlistは、職場で開くのには、かなりためらう感じ(R-18ではない)になっていて、アアアアーという気持ちになりました。今思い返せば、左斜め後ろの席の先輩が何気なく僕のWishlistについて聞いてきたのは、僕にプレゼントするためだったんだろうなぁ。ありがとうございます。今後は職場でも安全に開けるようなWishlistを心がけます。
最後になりましたが、fact-realとBlabo!とSociarealでお世話になったのみなさま、今まで有難うございました。そして、WebPayのみなさま、これからよろしくお願いします。