良いあそなすちゃん

良い方のあそなすちゃんです!

Android WearやApple Watchの未来を考える

昔のコンシューマゲームというのはアーケードゲームの焼き直しだったとかで、それはアーケードゲームに胡座をかいてコンシューマーゲームをプレイするハードウェアや体験をないがしろにしていて「そうじゃないだろ」といって自らゲームをつくったら爆発的なヒットを飛ばした。

というのは大東京トイボックスのどこかで書かれていたシーンなんだけど、Android WearやApple Watch、いわゆるスマートウォッチもスマートフォンの機能をそのままウォッチに落とし込んだようなものが多いような感じがする。

僕自身、Moto360を使っていてメールを読んだりとか電話をかけたりとかGoogle Fitなどを使っているけど、もっとフォン(電話)からかけ離れた存在としてのウォッチ(時計)をフィーチャーできるといいなぁと思う。

例えば、スマートウォッチは腕を振る(盤面を顔に向ける動作)もしくは画面にタッチすると液晶の電源がついて時間がわかるんだけど、カフェで珈琲飲んでる時に何気なく机の上に放り出されている左腕に付けられている時計をわざわざ振らないと時間を確認できない。

何が言いたいかというと「時間を知りたい」というときに勝手に時刻が表示されて欲しい。
これは極端な例であるけど、つまるところ、時計をつけている人間が次に何をしたいかをウォッチ(もしくはその母艦のスマフォが)察知して必要な情報を通知してほしい。
具体的でもう少し現実的な例(というか僕が欲しい機能)だと、Instagramの投稿やSwarmのチェックイン情報からまだお昼を食べてないとデバイスが推察できたときに、現在位置から近くて、普段のランチと価格帯が同じなお店を探して表示して目的地までのガイドをするとか、つけている人の母国語以外の言葉が聞こえたら勝手にトランスレーションして表示してくれるとか、休日に起きてるけど数時間ほど何もしていなくて、カレンダーに今後の予定が無かったら映画のオススメしてくれるとか

スマフォよりももっと体に密着しているデバイスなのでもっと人間にやさしいことをしてくれるデバイスになってほしい。通知とか見ても別に嬉しくはないんだけど、何かを検索したいときに「オーケーグーグル」で各種機能が呼び出せるのは便利だし、能動的な行動に関してはだいぶ充実しているような気がする。Webにあるデータを使って受動的な体験をもっとしてみたい。

今軽く調べていたらこういうのはコンテキストアウェアネスというらしい。覚えておこう。