良いあそなすちゃん

良い方のあそなすちゃんです!

RubyKaigi 2017に行ってきた

2011年は一般参加者として、2013年からは何かしらのスタッフなどで携わってきて、今年はネットワーク班と写真撮影班とちょっとサイネージ班をやってました。

ネットワーク班

今年はsorahを班長としたネットワーク班がいて会場のネットワークの構築と運用を担っていた。僕はそこまでネットワークに詳しいというわけではないんだけど、人手が要りそうな気配だったので色々やってきた。

sorahの記事がネットワーク等々くわしく書いてあるので先に読んでおくといいかも。この記事はあくまでも僕の視点でのお話です*1

RubyKaigi 2017 で Wi-Fi を吹いてきた #rubykaigi - diary.sorah

事前の準備では、LANケーブルのラベリングと敷設と撤去が主たる作業内容で、全体のLANケーブルは1.5kmぐらいあるぽくて、業者から届いたLANケーブルはスパイラルな状態で届いてるので一度解いて八の字に巻き直したり、両端にラベリングをしてた。八の字に巻き直すのは大変だったんだけど、30m級のLANケーブルぐらいだったら5分ぐらいで巻き終えるぐらいの練度にはなった。50mを超えると左手で持てなくなったり意識が低下するなどもあったけど、そこは各位の協力体制でなんとか。最初は20m級でも二人がかりでやってたけど、だんだん慣れてくると1人でも出来るようになってて練度の向上を感じる。業者さんから届きたてほやほやのLANケーブルを触り続けていると粉っぽいのが手にめっちゃ付着するので、ウェットティッシュ的なものが必要だということがわかってて、本番当日でも養生テーブが足りなくて買い出しに行くときに追加でウェットティッシュを購入した。

今回は当日スタッフに現地の学生さんたちがいらっしゃって敷設と撤去時に手を借りることができてめっちゃよかったです。敷設時にはLANケーブルのラベルを見ながらAPと譜面台を担いで設置してLANケーブルを差し込んで床を這わせて養生テープで床に固定してみたいなのを各会場(フェニックス、ダリア、コスモス、ヒマワリ、ホワイエ)でやっていました。機材の運搬や荷解きは終わっていたので最初の説明をしたあとは流れ作業のようにできたのがよかったです。

元々他所で色んなイベントのオーガナイズをしているのもあってスタッフの方々への指示出しには自信があって、今回の場合、sorahがSPOFなのを危惧して予め準備や片付けの内容、ゴミ箱の位置などなどを聞き出しておいて、それを僕から学生さん達に連絡、学生さん達からの質問は僕が受けて僕が答える、どうしてもわからないものがあれば僕からsorahにトランシーバーで聞いて答えるような体制にしてました。

コツとして片付けのシミュレート*2をしていて、「回収が漏れてたAPをどこにもっていくの?」とか「ゴミ箱の位置どこ?」とか想定される疑問とその答えを用意しておくのがよいですね。今回のNOCのチームは少人数だけど、手のあいた別チームの学生スタッフの方々が続々とお手伝いに来てくれるという体制だったので事前のブリーフィングとかはできないと思い、来た人に対してその時々の指示を出すようにしていました。

上述のような体制を準備して、撤去時には主にsorahとhanazukiにAPやスイッチ・ルーターなどの機材の回収に専念してもらうようにして、僕とHolyGrail、takano23は学生を従えてモリモリLANケーブルの撤去をやっていました。sorahのブログにもあるように皆さんのお手伝いによって19時半には撤収完了してその後のpixivさんがスポンサードしてくれたアフターパーティにも参加することができてめっちゃよかった...!!!

写真撮影班

今回ネットワーク班の仕事は当日朝と最終日だけだったので、ベストエフォートで各会場の発表者の写真を撮ってきました。

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実は前回も写真は撮ってたんだけど、SDカードを紛失して撮った写真を全て無くすというのをやらかしてしまっているので今回は撮った先から手元のMacBook Proに取り込んで休憩時間にLightroomで現像をするというのをやっていた。ホテルに帰ったら持ってきたハードディスクにその場でバックアップも撮っておくという体制にしてました。

ここ数年でLightroom力も上がっていて、各会場ごとの現像パラメータを用意して、それをポチポチ割り当てていって現像のコストを下げるみたいなのをやったらめっちゃ楽だった。それから、昔はブラケット撮影で露出を上下0.3ぐらい上げ下げして3枚撮ってたんだけど、結局のところその中から1枚だけを選ぶしバシバシ撮っても選ぶのが大変なのでピントだけ意識して、1枚だけ撮影するようにしました。3日目のLTのk0kubunさんみたいな激しいときにはシャッター切りまくるとおもしろい絵がたくさん撮れるのでそういうときはコスト度外視してたりもする。

なんだかんだでflickrを使っていてモヤモヤしてたんだけど、懇親会のときに、flickr以外にもGoogle Photosを初めとしたフォトストレージにも課金してるし、自宅にもNASがあって写真保存戦略大変という話題から、新しいフォトストレージサービスが欲しいとかそういう話で盛り上がって楽しかった。

というかカンファレンスカメラマンをやるなら、70-200mm f2.8もってないと人権がないですね...。当初レンタルするか悩んで荷物が増えると大変かなと思って諦めたんだけど、荷物は拠点となるサイドステージに置いておけば比較的身軽になれたので持ってくればよかったなぁ。来年は70-200mm f2.8でやっていきましょう。

以下は大場さんが70-200mm f2.8で撮影している写真です。24-70mm f2.8ではできない絵になっててめっちゃ良いですね。

20170920-DSC_1878

サイネージ班

実は去年と同じアプリケーションを利用していて、僕とhmskさんで開発をしていました。(今年は全く手が出せてないけど)

LTタイマーは去年の段階では実装されていなかったけど、hmskさんがRubyKaigi中に実装しててジョバンニぽかった。デバイスに関しては去年に引き続きChromebookを利用していて、LT時にはディスプレイを裏返してタブレットモードにして、発表者に見える形で譜面台に置いてました。

休憩時間中にhmskさんと、「ぼちぼちオープンソースにしますかねぇ」という話もしていて、「ハードコーディングされている部分とかをいい感じにしたらできるかも?」という感じなのでカミングスーン。

また、サブスクリーン的なものを運用するコツみたいなのもまた機会があれば書いていきたい。

(気がつけば1年経ってしまっている...)

*1:ちなみに僕は台風の影響で前日準備には参加できなかったので当日朝からの話になります

*2:撤収のシミュレートはRubyKaigi 2013のときにスタッフ宿のkakutaniさんのお部屋に集合して予め懸念点などを洗い出しておくのがすごいよかったのでイベント開催する時にはやってる。