Windowsマシンを自作した
今日日自作PCなんて、、、と思っていたらなんと自分が自作PCをつくることになるとは...
スペック
- CPU
- Core i7 8700
- メモリ
- DDR4 2666
- 8GB *2
- M.2
- 500GB
- HDD
- 1TB * 2
- 3TB * 1
- 外付けHDD
- M/B
- H370N WIFI
- GPU
- GTX 1080Ti
- ケース
- Ncase M1
- Mini ITXのケースだけどフルサイズのGPUが積めるので昔からほしかった。
- 液晶
- ASUS 27インチ
見た目とか
液晶とかキーボードとか。キーボードはHelixを使っているけど、液晶の足の甲に乗せて使ってるので実質割れている意味がない...
左側にあるのはゲームで使ういわゆる左手デバイス。右のマイクはYeti。マイクなりキーボードなり液晶が揃ってるので会社のパソコンさえ持ち帰っていれば自宅で仕事もできるようにした。
筐体の見た目。めっちゃ小さい。さすがMini ITX。
ちなみにに筐体を置いているところはアルミラックの中腹。そのまま天板部分に上述の液晶達も置いてるので作業スペースは狭い。横幅は90センチちょっとしかないし、奥行き40センチ程度しかない。液晶の足の奥行きがが20センチぐらいあるので、アルミラックを手前に少し引っ張り出して、液晶の足は奥にちょっとはみ出してないと手のひらを置く場所がなかったりする。
また机(ラック)の高さも1メートル近くあるので、実質スタンディングデスク(もともとそのつもりで昔から使ってた)なので、椅子もカウンターチェアみたいな背の高いやつになってる。カウンターチェアに長時間座ってると腰が痛くなりがちだけど立つ座るを繰り返す事でなんとかやっていけてる。
なんでつくったん?
ここ最近触っている現像や映像を編集するソフトウェアがWindowsでも動くことや自分のライフスタイル的に外にPCを持ち歩いて活動することがほとんどなくなったので自宅で椅子に座ってぽちぽちできるような環境をつくることにした。
また開発環境のほかにも、MacBook Proのストレージがいっぱいになってきている割には自宅のNASにつなぐにはWiFi経由になるので速度面でネックになってきていた。ひとつのファイルが20MB、それが数百個単位であったり、数GBの動画ファイルがゴロゴロ転がっているんだけど、作業をするにはMBPの512GBではちょっと物足りない。都度NASに出し入れもしてよいのだが、11acでもやっぱり100〜150Mbps程度しか出ないので大きめのファイルをやり取りするにはコピーの待ち時間などが気になっていた。
またFF14をずっとやっていたのと、奥さんが3D関連の作品をつくりたいとのことなので使っていたゲーミングノートPCを貸したりするときに大きな電源を渡したりするのが少し大変だった。
要件としては、
- それなりに大きなストレージを持つこと
- ブートドライブ以外に1TB以上のストレージを置いてそこに現像待ちの写真を入れたり、編集待ちの動画を置いたりしたい
- ゲームが動かせる
- それなりに大きなディスプレイ
- ケースは小さくしたいのでMini ITXで組む
- 自宅で仕事をすることも考えて外部の液晶やマイクがあると望ましい
- 基本的には家に仕事を持ち込まないようにしてるけど止む得ない場合がありがち
開発環境
なんとWindowsの開発環境は結構まともにつくれる。2018年は未来だった。
WSL(Windows Subsystem for Linux)は偉大。基本的にはインターネットに転がっている情報を元にぽちぽちやるとシュッとRailsが動く。
基本的にはUbuntuなのでaptですいすいパッケージのインストールなどをやっていくとよい。今回は手動でポチポチやっていたけど、itamaeなどで環境を構築できるようにしておきたい。
特に語ることはないんだけど、Railsが動くし趣味の開発もやっていける。至極普通の開発環境が整ってしまった。
運用してみて。
実はこのPCを組んですでに3か月ぐらい経過している。
特に問題なく写真の現像や動画の編集とかやってる。普通に開発もできるし便利。
唯一、キーボードが不安だったけど、以前にHelixを組んでいた*1こともあってキーバインドはMacに近いものになっている。とはいえ、Windows特有のショートカットキーについてはKeyhacでいい感じにする必要がある。。。
また、Mini ITXで組んだのでケース内のケーブルまわしがシビア。稀に電源ケーブルがケースファンと干渉して止まったりする。
困っていること
今一番の困りごととしては、WindowsとiPhone、または一眼レフカメラなどで撮影した写真を取り込む手段がないということ。
後者に関しては、カードリーダーを設置すれば解決するのであんまり問題ではないが、前者については結構深刻。AppleファミリーだとAirDropでファイルのやり取りができるがWindowsだと一工夫必要になる。うーむ。
まとめ
Windowsでもそれなりにやっていける。ちょっと困りごとがあるけど、実現したかったことは無理なく実現できているのでよい。僕の場合はAdobe製品を使っているので比較的シームレスにWindowsとMacの間を行き来ができたけど、一般の人が今からMacからWindowsに移行するメリットは自分のライフスタイルによるのかなぁとも思った。逆に言えば大きくライフスタイルが変わらないのであれば、わざわざ(自作PCじゃなくとも)MacからWindows、WindowsからMacにしたい理由もないかも。OSに限った話だと、Windowsでなければならない、またはMacでならない理由はもうないのかも(当たり前のことを言ってる気がする)
ちなみに、この自作PCは序章に過ぎず、今(9月11日の時点)は自室の大DIYが始まってるがそれはまた別の機会にブログに書く...。
*1:これも別途記事にかきたい