高専DJ部 #15 2017/10/21
そういえば最近ブログで告知してなかったなということで告知です。
普段の活動は mixcloud を見てると「お、なんかDJやっとるな」というのがわかると思います。ジャンルが相変わらず定まらない感じで、テンポがだいたいあってるやつを自分のツボにあう感じでつなげているのでよかったら聞いてやって下さい
というわけで告知です。
10/21日(土) 14:00 からです。場所は早稲田にある茶箱というところでやります。高専DJ部は高専出身の人たちが集まってDJをやるイベントで、特に高専生しか入れないイベントでもないので一般の方もお気軽にいらしてください。
そして今回は久しぶりのトリをやります。
なんでトリをやるのかっていうと、僕がインターネットを初めたのが97年か98年ごろで、当時はインターネットで音楽を聞くといったらMIDI音源をIEに組み込まれたQuickTimeプラグインなどを使ってて再生していて、なぜかたまに再生できなかったりするので、ページ内にリンクされている.midiを見つけて直接アクセスしてファイルに保存していたような時代から始まり、muzieを使ったり、なぜかMySpaceなどで投稿される音楽を聞いていたり、それこそ2000年代に入ってからは、記憶が正しければ2008年ごろにインターネットで始めてマルチネレコードにエンカウントしたようなきがする。2007年にはニコニコ動画にアカウントをつくってVIP板とかで盛り上がってたネタが音楽になったやつを聞いてた(VIP STARとかムネオハウスとか)。それからは2008年だか2009年のころからSoundCloudを利用を初めて今で言うところのBootleg*1みたいな作品を聞きまくっていたことがある。
当時は野蛮でiTunesで音楽を管理するという概念はあまりなくて、パソコンを買い換えるたびに1からiTunesライブラリを構築し直すみたいなことをやっていて、2010年ごろまでの音源はほんの一部しか残ってないのが悔やまれる。当時音楽がMacのHDDを圧迫しまくるので聞きたい曲があったら都度外付けHDDから音楽を持ってきて聞くみたいな運用をしていたのを覚えている。
このまま2010年代の僕が見てきた音楽の文化を書いてもいいけど、今回のDJのテーマとしては00年代の懐メロなので10年代以降の話はまた10年後とかに。
そんな、高速にコンテンツが生成され、高速に消費され、高速に廃れていく*2世になって久しい中で音楽という文化も同様の道を歩んでいるわけだけど、そこにも盛衰があり色々なインターネットレーベルが登場しなくなっていく中で、僕の見ていた世界では2chなどでアホみたいに音MADがつくられてそれが各種うpろだにアップロードされていきリンクがスレに貼られて共有されていく流れから、YouTube、ニコニコ動画、SoundCloud、インターネットレーベルの登場によって様々な音楽体験を生み出してきた。それが僕の00年代であり、その時の体験で得られたものを、2017年の今DJとしてやるのだ。
とはいえ、仮に今の20歳の人が来たとしても、彼ら彼女らを置いてけぼりにするつもりもないし、ちゃんと*3DJはやっていくので、若い人には「へー、こういう音楽があるんだ」と思って貰えれば良いし、僕より歳が同じか上の人には「わかる〜〜」みたいな気持ちになって欲しいし、僕と同じような音楽体験をした人は感動して泣いてほしい。そういうDJをやっていく。
というわけで改めて、告知です。
10月21日(土) 14時から早稲田の茶箱 にて。僕の出番は19時20分からです。途中からでも全然いいので今も音楽好きな人はきてほしいな、と思うのであった。